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小児はりって何がいいの?

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5月5日のこどもの日は、小児はりの施術を無料でおこないました。ご来院くださった皆さま、ありがとうございました。

「小児はり」とは言いますが、刺す鍼(はり)ではありません。

イチョウ型やラッパ型、ローラーや釘のような形の金属で子どもの皮膚をやさしくさすります。

皮膚は内臓の鏡ともいわれ、皮膚の状態に現れるといわれます。皮膚を小児はりでやさしく刺激して整えることで内臓や自律神経を整える事が出来ます

痛くはなく、むしろ心地よい摩擦の刺激があります。

現代はなにか病気の症状が出ても、病院での注射や良い薬があるので安心です。

じゃあ、なぜ小児はりをした方がいいのか?どういいのか?というと子どもの免疫力を上げることと自律神経を整える目的があります。

最近もPM2.5を始めよくわからない物質を含んだ黄砂の飛来で空気が淀んでいます。子どもの頃からこのような公害をはじめ様々なストレスにさらされ半健康状態になってしまい、薬だけでは対応できない症状が出てきます。

症状がある時も、比較的落ち着いてる時も日ごろから定期的に小児はりで免疫力を上げ、自律神経を整える事によって健康状態の改善と維持を目指すことができます。

小児はりの適応症のひとつに、カン虫(キーキー甲高い声でさわぐ、柱に頭をぶつける、かみつく)等という神経の以上興奮があります。これは病気ではありませんが、子ども本人はかなり不快な状態にあります。

咬みつきたいとか、頭をぶつけたいわけではなく、どうにも神経が高ぶって自制が効かず爆発してしまうのです。

これが幼稚園や保育園でのお友達に向けられたり、家で一日中やられると親子ともども辛くなります。

子どもの不快を取り除くことで、穏やかな親子関係、家族関係が築かれることが小児はりの一番の効能かもしれません。

大師流小児鍼 奥義と実践参照


スタッフ矢野

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